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キヨクタノシク

今泣いてないで歩いていこう 燃え尽きるまで

市場三郎〜温泉宿の恋 ④

濵田崇裕
バイキング会場で驚異的なホットパンツに出会った4人はミーアキャットやレッサーパンダを見たことがない三郎の希望でミニ動物園へと車で向かいます。この劇中の車は、椅子が4つとハンドルらしき黒の輪とそれぞれの擬音で創られます。例えば、ドアを開けるのも「ガチャ」。閉めるのも「バタン」。最初は、えっ?と驚かずにはいられませんでしたが、前々から濵田くんが語っていたことはコレか!と。
「稽古もまだ始まってないんですけど、聞いたところによると、セットも椅子ぐらいで、ビルや車も人が演じてあるように見立てて、電車の音もみんなで口でガタンゴトンとか言うとか…(後略)」(ステージナビ2016.6)
幕が上がる前に読み尽くした各誌の濵田くんの言葉と幕が上がってから自分が目にした物とを答え合わせする…こんなにも贅沢な気持ちにさせてくれる濵田くんに改めて感謝しながら。

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目的地は三郎の行きたいミニ動物園なのですが(ちなみに田中先輩は秘宝館への想いが尋常じゃない笑)、部長が道の駅マニアで急遽立ち寄ることに。しかしながら、急すぎてデキナイ男サブちゃんパニック(笑)今すぐ右折しろと部長に促されても「た、対向車がああああ〜〜」となかなかできず、田中先輩も佐藤先輩も上記の写真の通り熱血的なシーンとなります(笑)「うわああああ〜〜今でしたかあ」とか「△$%○※¥%!!!だああああ〜〜」など(ほんとに何言ってるか聞き取れないこともありました笑)、とにかく右折デキナイ男サブちゃんが可愛いシーンです。

そしてなんとか一行は道の駅にたどり着く訳ですが、そこでもまたハプニングが。部長の車のボンネットに野球少年たちのボールが直撃してしまうのです(笑)

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まりゑさん演じる外野くんと、前田さん演じるバッチくん、シューレスさん演じるピッチくん。ちなみにシューレスさん演じるピッチくんは家庭環境が複雑で実は重たい悩みを抱えています…この話はまた後ほど。
結局、部長は複雑なこの3人を許し、凹んだボンネットのままミニ動物園へ車で再出発となりますが、かなり落ち込んでるご様子で(笑)シーンと車内(会場)が静かになり、佐藤先輩が部長を気にし始めると同時に三郎も部長の様子をうかがう…と思ったら横の田中先輩が「その名も〜国際秘宝館〜♩」と(笑)秘宝館ネタに必ず笑ってしまう自分に少々恥ずかしさを感じながらも、やーっと目的の動物園到着!

※ここからは取材カメラ等入ってないようなのでWSのキャプ画も無くなり、文字だけになります。・°°・(>_<)・°°・。

ミニ動物園で待っていたのは大堀さん扮するなまりの強い飼育員さん(前髪短くてとにかくなまり強い動物を家畜呼びする笑)。そんな飼育員に三郎くんは念願のミーアキャットとレッサーパンダは何処か尋ねると、パンフレットに載ってるはずの動物がいないことが判明。「俺に訊かれても…しゃちょーじゃねぇし…」と、まあテキトーな飼育員さんに戸惑ってると、三郎は入山さん演じる女飼育員さんに出会います。

そこでなんと、ヤギが出てくる訳です(笑)もちろん本物ではなくて着ぐるみを着たヤギ。そのヤギの出産を手伝うことになった三郎は、♩子ヤギ出てこいめえ〜と鳴け♩と暴れ狂うヤギを必死に抑えます。しかしながら、驚異的なヤギは三郎くんの顔をムギューってしたり首を絞め付けたり、股間周辺を狙ってる日もありましたね。色んなパターンがあるようです(笑)
やっとの思いで取り上げた子ヤギ(かなりグロテスク)を三郎と名付ける女飼育員さんが、5年前空港で別れたララと激似で三郎は動揺。事前に説明しておくと、この人に会う度に三郎は演歌歌手みたいな昔の言葉みたいなふうに喋るんです。例えば「あっしはこれで」とか。今まで普通に喋ってたのに〜〜ああ、可愛い三郎照れてるの可愛い。そのグロテスクな子ヤギを見て「ぶああああ〜〜」と言葉ではうまく表現できないような驚き方も可愛い(笑)なんとも濵田くんらしいと感じぜずにはいららないシーンです。

そんなこんなで、三郎がヤギのお産を手伝っている中、上司たちは家畜の査定の見学をするということで三郎も合流。ここがまたお腹を抱えるシーンとなる訳ですが、登場人物は見学者4人となまりの強い飼育員、そして査定役の前田さん扮するサファリ野郎(アフロにサングラスかなりビジュアル強め)、まりゑさん演じる羊、シューレスさん演じる牛、そして松之木さん演じるヤギ(さっきのお産したヤギと同じ)。

査定という名のオーディションを牛さん羊さんヤギさんの順番で進めていきます。まず、牛さんは「♩モーモーモーモーもうたくさん!こんなギュウギュウもうたくさん!」と歌いながらサファリ野郎にアピールしてるのですが、その最中の羊さんね。まりゑさんここでも最高なんです。牛さんアピールしてるとき横で極悪な顔してる羊さん最高なんです(笑)そんな極悪な表情とは裏腹に羊さんはキャピキャピした声、しかし多少歳はとっているようですが愛くるしいキャラです。そのギャップが(笑)個人的にここはまりゑさん羊の一人勝ちだと思ってます(笑)だって、糞面白いんですもん(言葉汚くて失敬)。そして最後のヤギさんは、最終兵器「…脱げます。」の一言を(笑)え?動物が?というもう滅茶苦茶な展開ではありますが、この舞台では成立する(笑)だって、このヤギさんが脱ぐとそう…ホットパーンツ♩なんですもん。

三郎くんも「え?俺あの人の子どもを取り上げたってこと?」なんて、もう意味がわからない(笑)けどそういうあり得ないことが普通に起きるのに、いちいち疑問を感じない、気にならないこの世界観はさすがですよね。